8.4. パーティション情報

図 8-4. パーティション情報

マスターブートレコード(MBR)をクリアするかどうか選択します。 また、既存のすべてのパーティションを削除、既存の全ての Linuxパーティションを削除、既存のパーティションを保存、 の中からどれかを選択することができます。

ディスクラベルをシステムのアーキテクチャに応じてデフォルトに 初期設定できます(例、x86用はmsdos、 Itanium用はgpt)。新品のハードクドライブに インストールする場合は、ディスクラベルを初期化 を選択します。

8.4.1. パーティションの作成

パーティションを作成するには、追加 ボタンをクリックします。 図8-5に 示すようなパーティションオプション ウィンドウが表示されます。新しいパーティションの マウントポイント、ファイルシステムタイプ、パーティションサイズ などを選択します。オプションとして、以下から選択することも できます。

図 8-5. パーティションの作成

既存のパーティションを編集するには、一覧からパーティション を選択し、編集ボタンをクリックします。 パーティションを追加するときに表示されるのと同じ パーティションオプションウィンドウが 図8-5のように 表示されますが、選択したパーティションの値が表示されている 点が異なります。パーティションのオプションを変更し、 OKをクリックします。

既存のパーティションを削除するには、一覧から パーティションを選択し、削除ボタンを クリックします。

8.4.1.1. ソフトウェア RAID パーティションの作成

RAID及び、各種RAIDレベルの詳細については 第3章をお読みください。 RAID 0、1、5、が設定できます。

ソフトウェアRAIDパーティションを作成するには、 以下のステップに従います。

  1. RAIDボタンをクリック します。

  2. ソフトウェア RAIDパーティションを作成 を選択します。

  3. ソフトウェア RAIDを ファイルシステムとして選択する以外は、前述の説明に 従いパーティションの設定をします。 また、パーティションを作成するハードドライブを指定 するか、使用する既存パーティションを指定しなければ なりません。

図 8-6. ソフトウェア RAIDパーティションを作成

これらのステップを繰り返して、RAID設定に必要な数だけ パーティションを作成します。すべてのパーティションが RAIDパーティションである必要はありません。

RAIDデバイスの構成に必要なパーティションをすべて作成し 終った後は、次のステップに従います。

  1. RAIDボタンをクリック します。

  2. RAIDデバイスを作成を 選択します。

  3. マウントポイント、ファイルシステムタイプ、 RAIDデバイス名、RAIDレベル、RAIDメンバー、 ソフトウェアRAIDデバイス用のスペアの数、 を選択して、RAIDデバイスをフォーマットするかどうか を選択します。

    図 8-7. ソフトウェアRAIDデバイスの作成

  4. OKをクリックして一覧に デバイスを追加します。