1.4. ext2ファイルシステムへの復元

ext3は比較的に新しい為、幾つかのディスクユーティリティはまだサポートがありません。 例えば、resize2fsでパーティションを縮小する必要があるとき、 これはまだ、ext3をサポートしていません。この状態では、一時的にファイルシステムを ext2に復元する必要があります。

パーティションを元に戻す場合、先ず、rootでログインして以下の入力をして パーティションをアンマウントする必要があります:

umount /dev/hdbX

上記のコマンドでは、/dev/hdbをデバイス名で、また Xをパーティション番号で置き換えます。このセクションの 残りの部分の為に、サンプルのコマンドとしてここでの値はhdb1を 使用します。

次に、 rootで次の入力をしてファイルシステムをext2 に変更します:

/sbin/tune2fs -O ^has_journal /dev/hdb1

rootとして、以下のコマンドを入力してパーティションのエラーをチェックします:

/sbin/e2fsck -y /dev/hdb1

そして、以下の入力をしてext2ファイルシステムとしてパーティションをマウントします:

mount -t ext2 /dev/hdb1 /mount/point

上記のコマンドでは、/mount/pointをパーティションの マウントポイントで置き換えます。

次に、マウントしているディレクトリへ移動して、パーティションのルートレベルにある .journalファイルを削除するために、次の入力をします:

rm -f .journal

これで ext2 パーティションができました。

パーティションを永久的にext2に変換したい場合、必ず/etc/fstabファイルを更新して下さい。