14.2. ファイルタイプの確認と作業

初めてLinuxを操作するときは、ユーザーは不慣れな拡張子の為、 特定のファイルタイプを認識できないかも知れません。ファイルの拡張子は ファイル名の最後の点の後にくる最後の部分です(sneakers.txtの 中では、"txt"がファイルの拡張子です)。

以下に、拡張子とその意味の簡単な一覧を示します:

14.2.1. 圧縮ファイル と アーカイブファイル

bzip2, gzip, 及び tarファイルの 作業についての情報は 項14.3を参照してください。

14.2.2. ファイル形式

14.2.3. システムファイル

14.2.4. プログラミングとスクリプトのファイル

ただし、ファイル拡張子は常時、あるいは定期的に使用されるわけでもありません。 もし、ファイルが拡張子を 持たない場合、又はファイルが拡張子の形をしたものを 付けていない場合は、どうなるのでしょう?

そういう時には、fileコマンドが役に立ちます。

例えば、拡張子を付けていないファイルsaturdayを見付けたと想定します。 fileコマンドを使用して、次のように入力すると ファイルの種類を判定できます:

file saturday

この例で言うと、コマンドfile saturdayASCII textを表示して、それが テキストファイルであることを伝えます。テキストファイルと区分されて いるファイルはすべて、catmorelessなどのコマンド、あるいはgeditviなどのテキストエディタの1つで読み取ることができます。

ティップヒント
 

fileについてもっと知りたい場合は, man fileと タイプしてそのman ページを御覧ください。

また、ファイルの読み方についてコマンドの詳細は、 第13章を 参照してください。