18.2. SSH プロトコルのバージョン

SSHプロトコルを使用することで、このプロトコルの仕様に合わせて作成されたクライアントプログラムや サーバープログラムは安全に通信し合い、相互に使用し合うことができます。

現在SSHには2つのバージョンが存在します。SSHバージョン1は、特許を持つ数種の暗号化アルゴリズムを 使用(但し、特許の幾つかは期限が切れています)しますが、通信ストリームに侵入者のデータ挿入を認める 可能性のあるセキュリティホールへの弱味を持ちます。Red Hat Linuxに収納されているOpenSSHセットはデフォルトで SSHバージョン2を使用しますが、バージョン1もサポートします。

誓要項目重要
 

可能な限りはSSHのバージョン2互換のサーバー及びクライアントを使用されることが 推奨されます。