30.5. 初期RAMディスクイメージの確認

ext3ファイルシステムまたはSCSIコントローラを使用している場合は、 初期RAMディスクが必要です。初期RAMディスクの目的は、通常は モジュールが常駐するデバイスにカーネルがアクセスする前に、 そこからモジュラーカーネルがブートする必要があるモジュールに カーネルがアクセスできるようにすることです。

初期RAMディスクは、mkinitrd コマンドを使用して作成できます。ただし、Red Hat, Inc.提供の RPMパッケージからカーネルと関連パッケージがインストール されているまたはアップグレードされている場合は、 このステップは自動的に実行されます。 従って、手動で実行する必要はありません。 ディスクが作成されたことを確認するには、 ls -l /bootコマンドを使用して initrd-2.4.20-2.47.1.imgファイルが作成 されたことを確認します(バージョンはインストールした カーネルのバージョンに対応しなければなりません)。

次のステップは、ブートローダが新しいカーネルを ブートするよう設定されているか確認することです。 詳細については、項30.6 を参照してください。